毛穴
「毛穴のトラブル」とは
過剰な皮脂分泌やメイククレンジングの洗い残し、老化などにより毛穴は開大します。それにより毛穴の汚れが目立ったり、炎症の元になり、にきびが出来てしまうこともあります。また、力を入れて洗顔をしてしまうことも毛穴トラブルの原因となります。
毛穴の開き、黒ずみなどが発生・悪化する原因は
以下のものが考えられます。
原因 1皮脂の過剰分泌

皮脂は、肌に皮脂膜を張ることで乾燥を防ぎ、外部の刺激から肌を守るという役割を持っています。しかし、過剰に分泌すると古い角質と皮脂とが混合し、毛穴に詰まります。また皮脂を気にしすぎてあまりに除去しすぎると肌を守ろうとして過剰分泌し、結果、毛穴を広げてしまうことがあります。
原因 2角栓のつまり
肌の代謝がうまくいかなくなると、表面に古くなった角質が溜まります。それが次々に作られる皮脂とくっついてしまうことで角栓となります。角栓は毛穴の蓋のような状態になっているため、そのままにしておくと皮脂が排出されないまま毛穴に溜まって詰まり、毛穴をより広げてしまい、にきびになったり、ひどい場合は化膿してしまうこともあります。
原因 3たるみ
たるみによる毛穴とは、縦長の楕円形で小鼻の横近くの頬などによく目立ちます。これは加齢が引き起こす肌老化であり、肌のハリがなくなって皮膚がゆるんできてしまうと毛穴はすり鉢上にへこんで広がり、重力によって楕円形にたるんだ毛穴となってしまいます。コラーゲンが減少して毛穴を支える力が皮膚から無くなってしまうことが原因です。
原因 4間違った食生活
日ごろの食生活で栄養が偏っていることも原因の一つとなります。糖質や脂質を摂取しすぎたり、またこれらを代謝するために必要なビタミン類をきちんととっていないと皮脂に影響いたします。取りすぎた糖質は脂質に変化し、体外に排出しようとするために皮脂として分泌され毛穴を開かせます。
毛穴の種類
毛穴のトラブルには、様々な原因が考えられますので、その原因にあった治療が必要となります。毛穴の種類に合わせて効果的な治療法をご用意しております。医師がお肌の状態を診察し、最適な治療プランをご提案いたします。
たるみ毛穴
加齢による肌のたるみによって毛穴がとだらんと縦長に開いてしまい、目立つ毛穴になってしまいます。
頬に多く見られる毛穴で、紫外線などの影響もダメージの原因となります。
30代過ぎから気になる毛穴のタイプ。
黒ずみ・角栓毛穴
一番の原因は皮脂の酸化による毛穴の黒ずみです。角栓が毛穴に長く詰まっているときに多く見られます。角栓の原因の皮脂は透明ですが、毛穴の表面部分が空気に触れることにより、酸化して黒く見えます。
20代〜30代前半で悩みの多い毛穴タイプ。
うぶ毛 毛穴
毛穴が開いていたり皮脂が詰まっているわけではなく、太く短いうぶ毛の影響で毛穴を黒ずませて見せる毛穴です。
毛穴の開大
Tゾーンや鼻の脇など、毛穴が大きく開いて目立って見えるミカンのような毛穴のタイプ。皮脂量が多く過剰に分泌されるため、毛穴が押し広げられ毛孔開大につながります。